2014.10.20
BAROQUEでは月に一度、社内クリエイティブ力 向上のため
【クリエイティブミーティング】という勉強会を実施しています。
外部で活躍されているクリエイターの方をお呼びし、ご自身の作品や制作をする上での考え方などを紹介していただき社外とのクリエイティブ交流を図っております。
今回のクリエイティブミーティングでは、パッケージ制作に関する知識を深めるため、パッケージデザイナーの【三原 美奈子さん】をお招きしました。
ご自身が実際に手がけたお仕事の案件を中心に【パッケージの概論と制作過程】についてお話いただきました。
▲ パッケージデザイナー 【三原 美奈子さん】
大阪にご自身のデザイン事務所を設立されています。
社会法人日本パッケージデザイン協会の会員/関西のパッケージ研究会:パケクション の会員…等
精力的に活動されています。
まずパッケージの概要として、
【グラフィックデザインとパッケージデザインの違い】【素材によるパッケージの違い】【パッケージに使われる印刷・加工の種類】…
そして【パッケージデザイナーのここがすごい!】といった盛り沢山の内容をお話いただけました!
聞いていると本当に多くの素材や加工パターンがあり、専門の知識がなければ対応できない…
さらに立体を想定した制作、様々な商品を手がけるための膨大な雑学…
パッケージデザイナーって本当にすごい! とその蓄えなければいけない知識の多さに驚愕してしまいました。
▲ 三原さんが手がけたパッケージを実際に見せていただき、その制作過程もお話いただきました。
こちらはコンビニで限定販売されたというマスカラ。サンリオキャラクターのキティちゃんコラボ商品だそう。
マスカラのボトルや外箱には用途に適した様々な素材が使用されており、計算し尽くされた設計が施されていました。
ただ可愛いだけじゃないパッケージに三原さんのプロとしてのお仕事ぶりが伺えます。
今回のクリエイティブミーティングでは自分たちだけでは知り得ないパッケージデザインの奥深さに触れることができました。
パッケージとグラフィックでは必要な専門知識が大きく違うことが分かりましたが、実際に『見る人・手にとる人 の心を動かす仕掛けを作る』という点は変わらない と感じました。
相手を思いやる感覚を大事にして今後も精進していきたいです。
三原さん、お忙しい中お越しいただきありがとうございました!
それでは、次回のクリエイティブミーティングもお楽しみに!