似るのも遺伝。似ないのも遺伝。

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私にも息子が一人おります。
近頃、子育ては大変と言うことを身を持って感じております。
今になって、母親が言っていたことが身に染みます。
それは、一人の人間を育てるのは容易ではなく、
「例え血が繋がっていてもそれは思うようにいかない。」
この言葉を痛感しております。

私は息子が小さい頃から、食べ物は安全安心できるものを食べさせ
適度に運動させのびのびと育てて素直な子供に育てたいと願い、
元気に育てばいいと思いましたが、なかなか思い通りにはいかないものです。

好き嫌いなく野菜もお肉もお魚も食べてくれれば良いのですが、
なぜか野菜とお魚は口にしてくれません。手を変え品を変えいろいろ手料理を作っては
こちらが挑戦しています。例えば、ひじきの煮物を食べやすくするために「ごま油」を
加えてみたり、釣った魚を自宅で捌いてお造りにしてみたり。。。
しかし結局はお肉でにはかてません。

小さい頃から安全安心の鹿児島黒毛和牛しか食べさせていませんでした。
すると、いまでは海外のお肉は「おいしくない」と言って口にしてくれません。。。
いつかは、和牛を「生わさび」や「岩塩」だけで食べる日が来るのでしょうか?

大きくなって、社会に出たときが心配でなりません。
人生の先輩でもある母親に聞いてみますと、あんたもそうやった!
の一言でした。
しかし、私の場合現在では、ゲテモノ以外は嫌いなものはなく食べられるので
自分の息子もある程度大人になれば野菜もお魚も食べられるようになると信じております。
今は、知識が少ないため大きくなるにつれて栄養面も考えてバランスよく
食べられるようになると思います。

遺伝とは恐ろしいもので、似るのも遺伝、似ないのも遺伝と言うそうです。
血の繋がっている息子でも成長させることが難しいのに、
共に働くスタッフの成長を促すのはなかなか難しいいものですが
各スタッフのスピードに合わせで成長できるようさぽーとしたいと思います。