旬を大事に先人の知恵と共に生きる。

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いよいよ今年もあと2週間となりました。
仕事も大詰めに入ってきました。

今年一年の世相をあらわす漢字一文字は「税」でした。
また今年の食トレンドは、
大賞が「ライスペーパー」入賞の一つが「米粉」となっておりました。

ライスペーパーはおかずからおやつまで幅広い用途で使えるので納得ですが、
いまさら感がありますが。。。

最近ではお米を抜く糖質ダイエット方法がありますが、
これはたんぱく質や食物繊維などの摂取量まで減らしてしまうとも言われており個人差があります。
最近では食文化も欧米化となっていますが、
やはり日本人は日本人古来の食文化があっていると思います。

日本には四季がありこれは体が欲することからも考えられており、
夏には水分が欲するため水分の多い食材である「すいか」や「とまと」が「旬」とされ、
冬には体温が下がるため体温を上げる食材「小松菜」や「ゆず」などと言われています。

身体を温める食材として有名な「生姜」ですがこちらは路地栽培物は9月~10月が旬で、
夏に出てくる新生姜は水分が多くハウスものが流通しているため旬は初夏と思われますが、
実は秋が旬になります。

最近では日本も春と秋がない亜熱帯化の気候になって
きておりますが、やはり気候・気温が変わる秋、食欲の秋とも言われるように
美味しいものがたくさん出回ります。

その中で、前述の「生姜」ですが毎年冬キャンに行った際に、
最低3回は行うお手軽鍋をご紹介します。
豚肉スライスまたは牛肉小間切れなどを使った生姜鍋です。

お好みの野菜と豚肉ローススライスを和風出汁でお肉が硬くならない程度に味付けし
たっぷりの刻み生姜を入れて食べるお鍋です。
これは身体の芯から温まり豚肉を使いますがさっぱりと食べられます。
〆にはうどんがぴったりです!

これからも、旬の風景と食材を楽しみながら仕事に邁進していきたいと思います。
食は奥深く知れば知るほど楽しさが増してきますので
皆さんも是非、チャレンジしてみてください。

今年一年間、ありがとうございました。