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2023年春 アフターコロナの世界となって

この原稿を書いているのは2023年3月2日です。
今日は当社バロックが協賛するArtists’ Fair Kyoto 2023 のVIPプレビューが開催され京都に訪れて若手アーティストたちのクリエイティブな熱量とさまざまな枠にとらわれないアートに触れてきました。ハッシュタグ(#)のない世界が広がっていて違和感のあと徐々に脳がほぐれ心地よく感じた1日でした。

約10日ほど前の2月20日の社内の全体朝礼において、2020年春から約3年のあいだ続けてきた新型コロナウイルス非常事態宣言を終了しアフターコロナ宣言をしました。そのうえでオフィス内でのマスク着用の自由化を発表しました。
突然のマスク自由化については社員のみんなはどのように受け止めたのだろうか。少しばかりフライングなのではと感じたのか、ようやく抑圧からの解放と自分で選択できる喜びを感じたのか、当たり前になりすぎて戸惑ったのだろうか。

3年前、いろいろな方のおかげで2020年5月のGW明け頃に、この新型コロナウイルスと共に制限と緩和を繰り返す社会や経済が最長で3年ほど続く見立てがどうやら確率として高いということがわかり、とても穏やで落ち着いた気持ちになったことを覚えています。未知ではなくなったからだと思います。緊急事態宣言下でほとんど誰もいない靱公園を仕事後の夜中にマスクなしでジョギングすることが楽しみでした。

あれから本当に3年が経ち、ウイルスがなくなったわけではないけれど、パンデミックとインフォでミックの終了宣言をしマスクを外す選択肢を喜びたいと思います。
喜びたい理由は、Artists’ Fair Kyoto 2023に協賛したこととも共通しますが、自分も含めて人がいつかじゃなくて今、よい意味で常識や前提やすでに存在するハッシュタグなどからはみ出すことをお互いが後押しし、許容しやすくなるはずだからです。そして、はみ出し方も洗練されていくと思うからです。
その意味では物としてのマスクより心理的なマスクを外すことが大切かもしれません。
それと同時に次のパンデミックも十分にありうることを忘れずに希望を持って歩んでいきたいです。

2023年度のバロックは、LEAP AHEAD(躍進)をスローガンに掲げました。一人ひとりが挑戦し、組織の最大の強みであり意義であるつながりと支え合いながらLEAP AHEADして1人ではできないことを実現していきたいです。
「デザインの力を信じ、未来のスタンダードをつくる」をミッション(パーパス)とし、クライアントの広告、販売促進、オウンドメディアやコンテンツの企画・デザイン・運用を、領域を拡張しながら事業を展開していきます!