伝えたい内容が同じでも、どんなデザインにするかによって伝わり方は様々です。
試しに「やっぱりケーキが食べたい」というコピーと「ケーキの写真」を使って下記のようにデザインしてみました。
コピーは太めのポップな書体にし、イラストをあしらうことではつらつとした雰囲気で子供やファミリー層にささることを目指して表現しています。
では、これを同じコピーと写真で、書体等のデザインを変えてみたらどうなるでしょうか。
書体や背景、あしらいをガラリと変えてみました。
どうでしょうか?これを見てケーキを買おうと思ってくれる層や、イメージできるシーンも前者とは変わってくるのではないでしょうか?
同じ要素でも、ターゲット別にデザインを変えることで見る相手に「これは自分に向けたデザインだ」と感じさせることができます。
また、そのデザインが見られる場所によっても、どんな人がどんな気持ちで見ているかを如何に想定するかで大きく成果が変わるでしょう。
X(旧Twitter)なら今リアルに何が起きているのか、最新の情報を追いかけているかもしれない。
instagram なら何か楽しいもの、自分にプラスになるものを探しながら見ているかもしれない。
見ている人は女性だろうか?男性だろうか?
電車の中で見ているのか?家でくつろぎながら見ているのか?友だちといるときに見るのか?
届ける相手のことを常に考え続けることがデザインなのだなと心に留め、日々試行していきたいと思います。
Designer 松澤みゆき
バロック【東京オフィス】クリエイティブ局
2013年 入社
絵を描いたり、ゲームしたり、映画見たり。