バロック松澤みゆきの推し活

相手の熱量を感じ取り形にし、一緒に押し上げていきたい

Designer 松澤みゆき
My Works

アイドルやゲーム、映画などで感動や達成感を感じるとその絵を描く松澤さんがハマった『BABYMETAL』。そんな松澤さんに『BABYMETAL』の魅力を語ってもらった。

「『BABYMETAL』は、2013年ごろイギリスで行われたフェスで全く知名度がない状態の中、会場を沸かせたアーティストということで話題に上がって知りました。」メタルとアイドルの融合という新ジャンル、Kawaii Metalを切り開いたパイオニアであるBABYMETALは、レディー・ガガなど海外アーティストからの評価も高い。「当時はももクロのパフォーマンスの全力投球が好きでハマっていたけれど、BABYMETALを見たときは、彼女たちをアイドルと言っていいのか?と思わされるほどのクオリティの高いパフォーマンスに圧倒されました。」

120%を出し切っているBABYMETALに刺激をもらえました

「プライベートなことは一切出さずパフォーマーとして徹底し、歌やダンス・メタルにのめり込む。才能などよりも、全てを音楽に捧げているのが感じ取れました。」メタルは聴いたこともなかった松澤さんだったけれど、BABYMETALの魅力を探る中で、メタルの知識も入っていったそう。「好きなものが移り変わりをする私は、何に対してもそこまで全力でのめり込むことができませんでした。けれど、当時10代といういろんなことができる若い時期に全力で音楽に力を注ぎ込んでいるところなど、彼女たちを見ていると自分の熱量まで引き上げてもらえたんです。」「私自身も相手の熱量を感じ取り形にし、一緒に押し上げていきたいですね。」と、仕事への意気込みにも繋がっています。

ずっと見続けていくための距離感

「アイドルのファンは今のまま変わらないでほしいとか、成長していってほしいとかいうスタンスの応援の仕方になってしまいがち。それで彼女たち自身の生き方を取ろうとした時に、私たちが作り上げていたキャラとのズレが出てきて、熱が冷めてしまうってことがよくあるんです。」BABYMETALの結成初期はSU-METAL・MOAMETAL・YUIMETALの3人体制でしたが、2018年にYUIMETALが脱退して以降、サポートダンサーを加えた4人体制や7人体制など実験的なスタイルを行っていました。「すごく好きで追っかけてはいるけれど、ライブを見に行ったりはしていないんです。一歩引いて見ている感じ。好きでい続けるために。」なるほど、のめり込みすぎない距離感で長く応援しているんですね。「今でも仕事で気合を入れる時には、BABYMETALを見てモチベーションを上げています(笑)」
『BABYMETAL』は、松澤さんの気概を上げる存在だったようです。 
そんな松澤さんのアンテナ日記では、注目アイドルやゲーム、映画の紹介やそれらを描いたイラストなどを公開していきます。
気になった方はぜひチェックしてくださいね!

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